USJの魅力7~道路に目を向けてみるといろんな発見が!

USJをそぞろ歩きしながら、各エリアの道路にもぜひ目を向けてみましょう。

制限速度が書かれた道路や 制限速度25マイル/h

横断歩道や、色分けされた路肩などが目に留まります。 注意

これらが結構面白いんです。

これは3月31日、そうUSJの誕生日に撮ったもので、道路に残ったコンフェッティが、にぎやかだったセレモニーを物語っています。 コンフェッティ

ハリウッド、ニューヨーク、サンフランシスコの各エリアの歩道を眺めていると、路肩がカラフルに色分けされていることに気づくでしょう。

日本にも色分けされた路肩がありますが、せいぜい白かオレンジの2色です。

ところが、USJの歩道の路肩は赤や黄、白、緑などホントにカラフルです。

さらに注意して見ると、それらの路肩には英語で文字が書かれていることに気がつきます。

実は、これらも道路標識と同様のサインなのです。

路肩を観察してみるといろんな発見が!

手前の白い路肩には書かれているのは「乗客の乗降専用」のサイン。 乗降場所

このグリーンの路肩には「駐車は15分まで」と書かれています。 15分駐車可能

この黄色の路肩は「タクシー乗り場」であることを示しています。 タクシーゾーン

この白い路肩も「タクシー乗り場」であることを示しています。 タクシーゾーン

この赤い路肩は「バス乗り場、停車禁止、ビバリーヒルズ警察署」と書かれています。 バスーゾーン

こちらは「積み下ろし専用場所、駐車禁止」と書かれています。 積み下ろし場所

黄色い「積み下ろし専用場所」のサインもありますね。 積み下ろし場所

この白い路肩には「フィフス・アベニュー・コーチ・カンパニー」のサイン。 5th Ave. Coarch Co.

「駐車禁止」のサイン。 駐車禁止

これは「停車禁止、サンフランシスコ警察署」のサイン。 駐車禁止

そして、さらに...

し~た~をむ~う~いて、あ~あ~るこ~お~う♪

などと歌いながら(な、わけないか)各エリアのストリートを観察すると...

なんと、マンホール・カバー(マンホールの蓋)がビミョーに違うような感じが!

そう、感じではなく、実際にエリアごとのマンホール・カバーは違います。

これらマンホールも、各エリアごとに現地で使われているものを再現しているのです。

エリアごとにマンホール・カバ―のデザインが違う!

これはハリウッド・エリアのカバー「ビバリーヒルズ」のもの。ECとあるのは電力用ってことかな? マンホール・カバー(ビバリーヒルズ)

これもハリウッド・エリアのカバー「ビバリーヒルズ」のもの。DHC LVPとあります。 マンホール・カバー(ビバリーヒルズ)

こちらもハリウッド・エリアのカバー「ビバリーヒルズ」のもの。大きなカバーの中に小さなカバーがあります。面白いですね。 マンホール・カバー(ビバリーヒルズ)

これは「NYC」そう、ニューヨーク・エリアのカバー。凝った模様が楽しい♪ マンホール・カバー(NYC)

これもニューヨーク・エリアのカバー「コンソリデーテッド・エジソン」社の刻印があります。なかなかにぎやかな模様です。 マンホール・カバー(Con Edison)

これはサンフランシスコ・エリアのカバー同心円模様ですね。 マンホール・カバー(サンフランシスコ)

イスラ・ヌブラ(ジュラシックパーク)のカバーは周囲と同色です。 マンホール・カバー(イスラ・ヌブラ)

アミティ・ビレッジのカバーはセンターの星が特徴。 マンホール・カバー(アミティ・ビレッジ)

マンホール・カバー(アミティ・ビレッジ)

では、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™にはどんなマンホール・カバーがあるんでしょう?

さすが魔法界、文字は書かれていなくて模様だけ。 マンホール・カバー(ハリポタ)

マンホール・カバー(ハリポタ)

ユニバーサル・ワンダーランドのはポップな色遣いで違和感なく景色に溶け込ませています。 マンホール・カバー(ユニバーサル・ワンダーランド)

ミニオンパークのもそんな感じ(笑) マンホール・カバー(ユニバーサル・ワンダーランド)

このように、観ていると

映画を撮影するのに、ここまでこだわるの?ってお思いでしょう。

こだわりますよ、徹底的に!

どんなに細かいところにまでも、一切手を抜かない。それがハリウッド・スピリットなんです!

地面には他にもいろんな演出が♪

あと、初めてパークを訪れるの方は気になるかもしれないことがあります。

その気になるかもしれない点とは...

パークの道路がところどころ傷んでいること。

ニューヨーク・エリアにて

実際、USJ内の道路にはひび割れや、中途半端な敷石、錆びた跡などがあります。

アミティ・ビレッジにて

これは先ほどとは別のサンフランシスコ・エリアのマンホール・カバー。周辺にひび割れの演出が施してあります。 マンホール・カバー(サンフランシスコ)

ボクも、初めて見たときは、本当に傷んでいるのかなと思いました。

でも、これらも全て演出です。映画のセットとして、わざわざそのように作ってあるんです。

古びた街並みを道路に至るまでリアルに演出しているわけですね。

映画「スターウォーズ」でジョージ・ルーカスがこだわった「古めかしく作ることによって、映画の中の日常を作り出す」のと同じコンセプトです。

「スターウォーズ」が登場するまでの宇宙映画は、ピカピカの宇宙船や機器ばかりでしたが、スターウォーズでは、すすけた宇宙船や薄汚れたロボットなどが登場して話題となりました。

このように道路や大道具、小道具も含めて経年劣化を演出しています。建物のセットだけ古めかしいとおかしいですからね。

あと、歩いていて面白いところがあります。

それは、イスラ・ヌブラ...そう、ジュラシック・パーク・エリアの地面です。

イスラ・ヌブラにて

なにやら、土っぽい感じに仕上げられた2色に塗り分けられた地面となっています。

この道を注意深く観察すると、いろいろなものが発見できます。

恐竜の足跡や、動植物の化石跡、遺構などがエリアのあちらこちらに点在しています。

イスラ・ヌブラにて

ジャングル状の植栽と見事にマッチして、これらの演出も味わい深いものがあります。

そして...

ミニオンパークに入って奥へ進むと、グルー邸の芝生にはグルーのロゴが♪

ミニオンパークにて

ホントに、USJ内はどこを歩いていても、リアルな映像にするためのこだわりでいっぱいですよ。ぜひ、あなたもいろいろと発掘してみてくださいね!

次のページでは、USJの「こだわり」を紹介します。

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