ようこそ太陽の塔へ ~ 内部公開

太陽の塔

太陽の塔(The Tower of the sun)

それは1970年に開催された大阪万博の顔となり

閉会後すべてのパビリオンが撤去された中

唯一保存されている、岡本太郎氏プロデュースによる巨大なパビリオン

その一般向け内部公開が始まった

1月の予約受付開始時期にしていたので、公開開始から比較的間の無いこの時期に観覧することができた

数えきれないくらい何度も観ているこの立ち姿

太陽の塔(The Tower of the sun)

近くで見ると、あまりの巨大さに圧倒されてしまう

太陽の塔(The Tower of the sun)

万博開催当時には内部にある地下展示場や、塔の胎内にある生命の樹が観覧できたんだけど

万博が閉会して半世紀近く、内部は一切公開されてこなかったんよね

ところが、公開を望む声に応えるべく、内部の耐震補強や大改修を終え

この2018年に内部公開されることとなった

塔の正面にはこのような金属製の説明書きも添えられていて、

「恒久的な展示施設」と記載されているのがうれしい♪

太陽の塔(The Tower of the sun)

でも、これ、良く見ると心無い人によって傷がつけられている

設置して間もないのに...

これも後世に残すための碑なので、大切にしようね

以前は、お祭り広場から太陽の塔内部へつながる通路を使って入ったようなんだけど

今回の公開から、背後にあるスロープを降りてエントランスに向かえるようになった

太陽の塔(The Tower of the sun)

スロープを降りるとエントランスが待っている

太陽の塔(The Tower of the sun)

中に入って受付へ行くと、チケットにテーマ館入場記念のスタンプを押してもらえる

これがまた、当時のEXPO70を彷彿とさせる演出でウレシイ♪

あちらこちらパビリオンへ入ってはスタンプを押して回った記憶が蘇る

そして、小冊子が手渡され、いよいよ入館

この小冊子、とても詳しく太陽の塔についての説明が書いてあってウレシイ♪

地底の太陽との出会いに感激し、歩を進めると...

赤い部屋が見える

良く見ると、それが太陽の塔の胎内で、中にそびえ立っているのが

生命の樹

見上げた瞬間、あまりの光景に鳥肌が立った

単細胞生物アメーバが、ドドーンといて

上を見上げると、様々な生物の進化が一つの樹につながっている

まるで、太陽の塔そのものが生命体であるかのように思える

感動!

あらためて岡本太郎氏の作品に向き合える喜びを感じられた瞬間だった

もう内部公開は無いものと諦めていただけに

今回の大改修、公開に関わられた関係者各位には感謝しかない

ありがとうございました!

ではまた
Have a nice day!

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