とあるUSJでの一日 ~ 参考になるかな? その3

さて、ここからいよいよビールをいただくのたが
グラスの半ば位までは練習期間だと思っていい
傾ける角度が低くて済むからだ
この期間中に
エーッ へ流し込む訓練をしておこう
そう、グラス半ばまでは実戦で善戦するためのブートキャンプなのだ
半ばまで無事に過ごせたら
ここからは気を引き締めてかかろう
先程までなだらかに流れていたビールたちが、突然牙をむき襲い掛かってくるからだ
半ばを過ぎると、グラスを傾ける角度を高くしなければならない
で、グラスの底を持ち上げてみる
ビールはすぐには流れ出さない
目を見開いて管の中に全神経を集中させる
まだビールは遠くにいる
さらにグラスを傾ける
なかなかやって来ない
さらにグラスの底を持ち上げ、、、
と、その時
ツツーっと一筋の川が流れ出した
フィネガンズにて
迫り来る流れの勢いに、最下流にいたボクは一瞬ひるんだ


鉄砲水だ!
いや、これは鉄砲ビールか?
そんな事はどうでもいい
とうとうボクは失態を犯してしまった
ドキッとした瞬間にグラスをほんのわずかだが左右に動かしてしまったのだ
これが命取りになった
突如その川は蛇行を始めた
これはヤバい!と思ったが
時すでに遅し、リカバリーはできなかった
川の先頭がグラスの口縁部に到達した瞬間
エーッ を横目に、それは閉ざされた空間から解き放たれた
まさに放物線を描きながら…
ボクの胸元にダイブした…
ははは…
ポロシャツが少々濡れてしまった
悔しかった
完敗だ
で、周りを見渡すとみんな笑顔だ
かく言うボク自身も笑っている
人間ってえのは、不思議と
予想していて濡れたら笑顔になるもんなんだ
当事者も周囲のみんなもね
それは、ジュラシックパーク・ザ・ライドのスプラッシュコーナーや
ウォーターワールドを見ていても感じる
ま、今回の場合は単にボクの鈍臭さが理由なんだけどね
その後、全員が挑んだけど
結局、ビールの洗礼を浴びたのは我輩だけであった
まあ、こんな感じで悲喜こもごもありつつも
大いに盛り上がれるハーフヤードグラス
ぜひあなたもフィネガンズでお試しあれ
つづく...
では、また
Have a nice day

投稿者: USJWalker

趣味は写真、映画鑑賞、モータースポーツ(特にラリー)、そしてUSJをブラブラすること。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®のファンサイト「USJそぞろ歩き!」を運営。ブログは「USJWalkerの隠れ家」。暢気な自由人。愛機(カメラ)はD500、D300S、GX200、動画はHDR-SR11。愛車はALTEZZA。

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