USJの元々のコンセプトは、「Dive into the movies!」
「映画の世界に飛び込もう!」だった。
エンタメの中核となるキーワードは、「Power of Hollywood!」
「ハリウッドのパワー!」だった。
スタジオ・ガイドにもしっかり書いてあったし。
今は、どうだろう...
多目的に、多角的にさまざまなものがクロスオーバーしているね。
たしかに、空間はハリウッドのセットの再現だ。
一部、当時のセットとは、ちと外装が変わっているけど...
でも、セットファサードがパークの雰囲気をしっかりと守っている。
たまにハリウッド大通をマリリンが闊歩してくれたりするし。
ハリウッド大通は、のどかと言えばのどかな通りだった。
今は、ハリウッド大通の雰囲気が大きく変貌したんよね。
パンテージシアターのエフェクト・マット・ショットがなくなったし。
ハリウッド・ドリームの軌道と絶叫が名物になっちゃった。
ま、悪くは無いんだけどね、にぎやかだし。
でも、昔の落ち着いた雰囲気がなくなったのは、ちと寂しい。
アニタ・オディの「Hooray For Hollywood!」や
「Hollywood Premiere」がかかっていた頃が懐かしいな。
ちょっとオシャレな大人の雰囲気があったからね。
そういや、あの頃はハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを喜んで一つ一つ見ていたなぁ。
今は、ウォーク・オブ・フェイムよりハリウッド・ドリームを見上げるゲストが多いのでは?
これって「Power of Hollywood … Dream The Ride!」やん!
今、ハリウッドのパワーを感じるとすれば
それは、キャストさんたちの熱演だね!
人が人を感動させるエンタメのすばらしさを体感できる。
でもね、映画の題材がメインのころが良かったボクとしては
ちと複雑な気分...考えすぎなのかなぁ。
ちょっと「ノスタルジック USJ」なひと時でした。