ウエット・ゾーンに立ってみた。
正直に話そう
今まで真っ向から挑んだことが無い...
そう、実経験は遠巻きに爽やかな水を浴びた程度なのだ。
その程度で、ウォーター・パレードを語って良いものか思案した。
良いわけがない!
そんな経験の無い野郎に能書き言われてもネェ。
説得力に欠けるっちゅーねん。
てなわけで、先頭に立ってみた。
もちろん丸腰だ。
カメラも無く、ウォーター・シューターもなく。
カメラに防水カバーつけて、水をかけられる瞬間を
臨場感いっぱいに撮ってやろう!などというよこしまな心は一切無い。
カメラに湿気を与えたくないから。
これは、ボクのポリシー。あくまでも「USJそぞろ歩き!」だからね。
だって、いくらカバーしてもレンズが一気に痛んでしまうもん。
サイト名が「USJへ飛び込もう!」だったら、撮っているかも(笑)
実際に水浴びしながら挑んでおられるカメラマンの方々
「ご苦労様ですっ!」
てな感じ。
ま、ずぶ濡れになりたかったら、手ぶらが一番だと考えた。
何か持っていると、キャストも遠慮するかも、と思った。
(※後ほど説明するが、これは杞憂に過ぎなかった)
で、パレードを待った。
斜め向かいの濡れないゾーンでは、カミさんがムービーを構えている。
そう、惨劇を撮るために。後で笑うために。
ニコニコ満面の笑顔を振りまき
パラソルをくるくる回しながらやってくるキャストを見た瞬間。
少々、緊張した...
例の 「それは君のせいではなーい♪・・・」 が始まると
緊張はさらに高まる。
キャストの表情もおかしい。
うぅー、なんか怖い。みんな、アドレナリン出てるぅ~。
カウントダウンが終了したところで、水掛けスタート!
ははは、ウォーター・シューターから掛かる水が心地よい。
うーん、涼しい♪
などと油断していると、バケツを持った女性キャストが目前に...
オリャー!
という声がしたような気がしたと思ったら
バシャーッ!
顔面を帯状の水が直撃した。
その直後、周囲のゲストはステップ・バックしている。
あ、先頭に一人取り残されてしまった。
と、気づいた次の瞬間
ドカッ!
っと、さらに水の塊がボクを襲った。
Tシャツは完全に水浸しだ。
妙にボディラインにフィットしている。
はたから見ると悲惨な(=笑える)んだろうなぁ。
隣にいる外国人の女性ゲストは
パナのデジカメ LUMIX を手にしていたのだが
それごと「水浸し」になっている。
しかも、あのモデルは防水ではないはず...
「手に何を持っていても関係ないんや、怖ぁー!」
等と冷静に考えている間も、
プシュプシュピューピュー
とウォーター・シューター隊の攻撃は続いている。
はたから見ていた時はあっという間だったのに
実際に、このバトルへ身を置くと...
この水掛けタイム、やけに長く感じる。
そうこうしているうちに、意識がもうろうとしてきて(笑)
もう、何がなんだかわからなくなってきた。
心が「やめてくれぇ~!」と叫んだ
その時だ!
ホイッスルの音と共に、またもや水の塊が頭から...
ザバーッ!
はははははは...
・・・
そこまでするかぁ...
......
.........
ウェットにも程がある...
ここで、水掛けバトル終了。
パレードが再び動き出した時、ボクがあまりに濡れていたので
ピンクパンサー・チームの女性キャストから
「あーっ!びしょびしょやん、大丈夫?」と声を掛けられた♪
なんか、やられっぱなしで喪失感いっぱいだったから
少し救われた気がした...ちょっと、嬉しかった。
で、結論。
やっぱり、ウォーター・パレードの真髄はウェット・ゾーンやね!
あなたもいさぎよく、真っ向から挑もう!
逃げたりしたらあのドキドキ感は味わえないよー。
水が掛かるだけなのに、スリルがいっぱい味わえるよ。
びしょ濡れになった感想。
メチャ涼しなったでぇ。
確かに、びしょ濡れになった後、30分は汗かかなかったよ。
本当に、体全体がクールダウンするのがわかる。
でも、さすがにそのままではお腹が冷えると思い、着替えたけどね。
ということで、ウェット・ゾーンを楽しみたいあなたは
タオルと着替えを必ず持ってゆこう。
30分ほど涼をとったら着替えようね。
P.S.
家に帰って、ムービー見たら
ボクはキャストへ向かって敢然と仁王立ちしていた。
かなり挑戦的だったかもしれない...
勇敢なつもりだったんだけど、絵的には面白くないってカミさんからダメ出しを食らった。
確かに...
そりゃ、逃げ惑っている絵のほうが面白いよネェ。
でも、一つわかった
思いっきりかけて欲しい時は、逃げないこと。
きっと、キャストから見ると格好の標的になるようだ。
ということで...
ようし、次は、逆パターンだ!
彼女に挑んでもらおう!!